【高校物理】物理学で考える日焼け~光電効果

紫外線が皮膚に当たると日焼けします。日焼けは化学反応ですが、物理学的に考えるとどうなるでしょうか。

光電効果では、ある振動数以上の光が当たると電子が飛び出します。それ以下の振動数の光では電子は飛び出しません。

\[ h\nu = W + K \]

日焼けでも同じです。振動数の低い赤い光では日焼けは起こしません。振動数の高い紫外線が当たることによって、光電効果の原理により皮膚の細胞のたんぱく質から電子が飛び出してしまい、不健康な化学反応(変性)が誘発されるのです。

電子が奪われることは酸化ですから、たんぱく質が酸化してしまうということなのです。

ということで、日焼けは光電効果で説明できるということでした!